代表的な悪徳手口 10選
手口 1
点検商法「無料点検でお伺いしました」
いきなり訪問してきて「屋根が剥がれている」「外壁にヒビがある」等と不安を煽り、高額契約を迫る手口。近年特に増加中で、国民生活センターも警告を出しています。
実例:「近所で工事中なので屋根を点検したら瓦が飛びそうです」→ 屋根に上がり故意に瓦をずらして「写真」を見せる → 即契約を迫る
手口 2
契約急かし「今日決めれば半額」
「今日契約しないと値引きできない」「この金額は今日だけ」と判断する時間を与えない手口。冷静に検討させないことが目的。
対策:どんな業者も即決しない。必ず「1週間考える」と伝えて時間を取る。急かす業者は100%悪徳と考えてOK。
手口 3
激安見積もり「相場の半額」
相場の半額〜3分の1の見積もりで契約させ、実際は塗料の希釈過多・工程省略・下請叩きで品質を犠牲にする。数年で剥がれ・色あせが発生。
見分け方:30坪で50万円を下回る見積もりは要警戒。塗料メーカー・商品名・塗布量を必ず確認。
手口 4
契約後の追加請求
契約時は安い見積もりを出し、工事着工後に「下地の劣化が想定外でした」「追加補修が必要です」等と30〜100万円の追加請求を発生させる手口。
対策:見積もりに「追加費用発生時は事前に書面で説明する」旨を明記させる。現地調査後の確定見積もりを要求。
手口 5
「足場代無料」の嘘
「足場代無料キャンペーン」を謳うが、実際は他項目に上乗せされている。また足場業者への支払い不足で手抜き足場になるリスクも。
真実:足場代は通常15〜25万円。これを「無料」にできる業者は、どこかで削るしかない。
手口 6
塗り重ね回数ごまかし
「3回塗り」と契約したのに実際は2回塗り、下塗り省略、上塗り薄塗り等で塗料を節約する手口。数年後に剥がれが早期発生。
対策:各工程で写真撮影を依頼する。見積もりに塗料の使用量(缶数)を明記させる。
手口 7
契約書なし・口頭のみ
「信頼関係なので契約書は不要」等と言って書面を交わさない。トラブル発生時に言った言わないで泥沼化する典型パターン。
法的要件:50万円以上の工事契約は書面締結が特定商取引法で義務付けられています。口頭だけの業者は違法。
手口 8
前払い全額要求
着工前に全額を前払いさせ、工事を途中で放棄 or そのまま失踪。新興業者・登記が浅い業者に多い。
相場:着工金30%・中間金30%・完工金40% 等の分割が標準。全額前払いを要求する業者は避ける。
手口 9
保証書なし or 短期保証
「保証書は口頭でOK」「当社は保証しています」と言うが書面を出さない。または「1年保証」など極端に短い保証で逃げる。
適正保証:塗装工事の保証は5〜10年が業界標準。第三者保証(リフォーム瑕疵保険)加入業者なら倒産時も安心。
手口 10
「モニター価格」「工事中物件」
「ご近所の工事でモニターになっていただければ半額」「看板設置させてくれれば割引」等、特別感を演出して契約を促す手口。実態は相場通りかそれ以上の価格。
対策:特別な値引き理由を問い質す。根拠が明確でない値引きは要警戒。